地域分散型エネルギーシステムとは 今世界中でエネルギー分野の変革期が到来しています。これまでのような枯渇性資源に依存した電力システムではなく、持続可能で環境に配慮したエネルギーシステムがヨーロッパ、特にドイツを先頭に整備されようとしているのです。日本でもFIT(固定価格買取制度)の見直しや電力会社の送配電部門の分離など、電力システム改革が進みつつあり、関連法の整備も進行中です。今現在僕も数冊の本を読みながら勉強中ですが、今回はその中でも「地域分散型エネルギーシステム」とい本を読んだうえでのコラムになります。 今回はの大きなテーマはエネルギーシステムです。キーワードは「分散型エネルギー」。これまで国の事業であった電力事業が地方自治体の事業に代わっていくのではないか、...2019.06.18 11:00地域学な本棚地域学の種子
エネルギー自治最前線!~長野県飯田市~ 日本は環境分野で大きく世界に後れをとっているというのはこれまでにも言ってきたとおりですが、そんな中でも国内には再生可能エネルギーの導入などに積極的に取り組み自治体がいくつかあります。今回はその中でも特に有名な長野県飯田市の事例をまとめてみたいと思います。 そもそも、僕がこの長野県飯田市の事例に行き着いたのには自分自身の関心があります。元々地域づくりに関心があった僕は大学で環境分野、特にエネルギー関連と「地方創生」の繋がりに関心を持ち、再エネ等の導入によって地域が環境的にも経済的にも持続可能性を高めることができるのではないかとの考えを持つに至りました。そんな中、とある授業で長野県飯田市の事例が紹介されたのです。最初に授業で聞いた時は...2019.06.06 14:31地域学な本棚地域学の種子地域創造ってなんだろな